渡り鳥のアマツバメの減少が問題となっている英国南部のブライトン・アンド・ホヴという街で、高さが5メートル以上の新しい建物にアマツバメの巣箱「Swift brick(アマツバメのレンガ)」を設置することが義務付けられた。夏に訪れるアマツバメの住処を用意し、生物多様性の保全に貢献するのが狙いだ。その他にも、同市では蜂の減少を防ぐことを目的として、新しい建物の外壁に「Bee brick(蜂のレンガ)」を埋め込むことも義務付けられている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。