欧州でよく飲まれるビール瓶の表面には、ブランド名や原材料などが記載された紙ラベルが貼られているが、これが再利用されることはほとんどない。ベルギーの大手酒造会社AB InBev社は、ラベルの代わりにビール瓶に直接ブランド名を刻印する技術開発でこの問題に取り組む。インクとワニス(塗料の一種)を使用して、ボトルにデザインを直接「タトゥー」するのだ。凝ったデザインながら、消費者に瓶包装のムダについて問いを投げかけている。