中国に数多く存在する、放棄された「ゴーストタウン」の一つで、アートと建築の力で村に新たな命を吹き込む取り組みが始まった。中国江西省撫州市・金渓県の大坊では、オランダや中国の建築事務所やアーティストなど多数の人々が参画し、村の再生プロジェクトが行われた。ガラスの瓦や中国らしい龍柱のようなものが建造され、古代の灌漑システムも復活した。村の歴史を伝えるミュージアムや図書館、アートスタジオなども併設され、古い建物に新たな目的が加えられた。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。