「マルコビッチの休日」というワークショップでは、他者が考えた有意義な時間を体験することができる。参加者は「自分がもっとも有意義だと思う12時間の過ごし方」を時間割にして持ち寄り、お互いに時間割を交換する。参加者は、時間割に沿って筋トレをしたり、寝たり、カレーを食べたりして、12時間を過ごした。ワークショップは人生経験に基づく価値観や時間感覚を他者から借りる機会であり、人間の内面的な多様性に触れられるという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。