サンフランシスコのスタートアップ企業「MeliBio」は、代替タンパク質を用いた、ハチを必要としないハチミツの生産に取り組んでいる。現在、倉庫などに高密度で巣箱を置くと病原体が潜む可能性が高まり、その影響で在来のハチ2万種が死に瀕しているためだ。植物性であるため、さまざまな理由で動物性食品を避けている人にとってハチミツを食べられる選択肢が増える。また、季節を問わず生産できるため、商品化されれば年中購入可能だという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。