ポルトガルで生まれた新しい燃料「eFuel」は、水を電気分解して発生させた水素と二酸化炭素を触媒反応で合成した液体燃料だ。使用される二酸化炭素は大気から抽出したものや工場など産業から出たもののみが使用されている。そうすることで、最終的な二酸化炭素排出量と吸収量を同値にすることができる。最終的に、ジェット燃料やロケット燃料への製品の応用を目指すという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。