社会課題の解決を通じて製品開発やイノベーションに取り組む企業が増えている。アメリカのカジュアル用品ブランド、ティンバーランドは、廃棄プラスチックからできた繊維を製造しているThreadとコラボして、廃棄されたペットボトルから靴や洋服、鞄などの商品を開発。また、両社はハイチのコミュニティを支援しており、商品づくりを通じてハイチの貧困や労働問題の解決も視野に入れている。自社製品を通して環境汚染と貧困という二つの社会問題の解決に同時に取り組む事例だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。