イギリスは2018年、電気自動車の普及に向けて、新築住宅に電気自動車充電設備の導入を義務付ける意向を発表した。電気自動車の普及にあたっての大きな課題である、充電スタンドの不足を解消するための取り組み。電気自動車の普及により道路交通による二酸化炭素排出をゼロにするという目標を達成するため、住宅という、自動車業界以外の業界にも協力を求めていく姿勢が特徴的である。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。