ミャンマーでは、長年にわたる乱伐などでマングローブが激減した。水をろ過してくれるマングローブの根は魚など多様な生物にとって貴重な存在であると同時に、嵐から海岸線を保護する役割もあり、人間にとっても重要な存在だ。そこで、BioCarbon Engineeringはドローンを活用し、効率良く植林を行っている。以前は住民による手作業の植林が行われていたものの、森を失う速度に追いつかなかったためだ。最終的に約10億本の木を植えることを目指す。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。