コロナ禍で実感する、何を議論するわけでもない、何を達成するわけでもない、他愛もない会話の大切さ。ロックダウンが行われていたメキシコで、Maverickというバーが始めたのは、バーでの時間を音声で再現するというものだ。「働くバーテンダーの音」「窓に当たる雨の音」「注文した飲み物が到着するときの音」など様々な音声をアレンジして流せるようになっている。それぞれの音量も調整することができ、心地よいオリジナルのバーを作り出せる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。