イギリスのバーミンガムで、人々の食べ残した生ごみ、ヘドロ、動物の糞尿などを燃料にして列車を走らせる「Bio Ultra」プロジェクトが進行中だ。採算が取りづらい支線を中心に、環境に優しくかつコストパフォーマンスの良い新たな鉄道で繋げる。最大時速は80キロメートル。敷設コストは地下鉄に比べると20%、地上車両と比べても50%削減できる。定員は最大約120人を想定している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。