「FruPro」は、新型コロナウイルスの影響による食品ロスを削減するための無償オンラインプラットフォーム。余った生鮮食品を在庫に持つ食品卸や外食・給食などの売り手と、それらを必要としている小売などの買い手をつなぐサービスを提供している。大手スーパー等よりも脆弱な小規模小売店からの買い取りを優先しており、集まった食品在庫をフードバンクに提供する仕組みも開発中だ。サービスを開始してから、既に約180トンもの取引が行われており、業界からは多くの反響があったという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。