ポルトガルの政府観光局が打ち出した、2027年までにサステナブル観光立国を目指す方針。観光業はポルトガル経済にとって重要だが、オーバーツーリズムにより渋滞やゴミ増加などの問題を引き起こしている。そこで、環境・社会・経済という3つの側面で設定した指標を監視し、持続可能な観光立国を目指す。実行計画は、経済を成長させ、地域を大切にし、知識を深め、接続性を高め、ポルトガルをプロモーションする、という5つの戦略軸に基づいている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。