コーヒーの一大生産地コロンビアの企業Woodpeckerは、コーヒー豆の殻と再生プラスチックを組み合わせた複合材(WPC)を開発。同社は、軽量で丈夫なWPCを使い、都市部からのアクセスが困難な農村部や、少数民族、家を持てない人々に向けて簡単なプレハブ住宅を作っている。WPCを使うと、プレハブ住宅の壁をわずか4,500米ドル(約50万円)でつくることが可能。最小限の工具で、1週間程度で組み立てられ、環境負荷となるごみを減らせるのもメリットだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。