火災時の対策として韓国の国民大学校の学生研究グループが、非常用ウォーター・マスク・ディスペンサを開発した。この装置の内部には、乾燥した状態で複数のマスクが収納されており、非常時に備える。そして、ひとたびその扉を開封すると、つながっている水タンクのふたが外れ、マスクは瞬時に水をかぶり、即席の防煙マスクとなる。学生グループによると、マスクは水に濡れることで、防煙性能が2.5倍も向上する。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。