英国の歴史ある都市で開催されるウォーキングツアー「不快な都市ツアー」は、博士課程の学生がガイドを務め、歴史的建造物の裏に潜む「植民地主義」や「階級」「ジェンダー」といった不快な歴史に焦点を当てている。ただ見て回るだけでなく、参加者は初対面の人とのディスカッションに参加し、異なる意見を持つ人に出会うことも目的だ。また、参加者からの様々なコメントに対して決めつけず、否定せずに深掘りする姿勢を大切にしている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。