カナダの最大都市であるトロント市内全域で行われる、ゴミ収集車が集めた有機廃棄物から燃料を生成し、その燃料を使ってゴミ収集車を走らせる試み。トロント市はガス会社と提携し、有機廃棄物から生成されたバイオガスを、再生可能天然ガスへと変換する機器を導入する。このシステムが完全に稼働すれば、推定9,000トンの二酸化炭素の排出が削減される。トロント市内の170台のゴミ収集車が、天然ガスと再生可能天然ガスを混合したもので運行される予定。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。