国全体で35,000キロもの自転車道がある自転車大国オランダには、世界初となるリサイクルトイレットペーパーで舗装された自転車道がある。雨の多いオランダでは、水はけの良い道路が必要であり、それを作るための材料を固定するのに廃水に含まれるセルロースが役に立つ。「汚物」というイメージのある廃棄物から、美しい道路が作られている事実は、多くの人を驚かす。一方、様々な廃棄物から出るセルロースは供給過多であるため、エネルギー源など他の用途も模索されている。