米国の団体「Third Act」は、メンバーが全員60歳以上のシニア層によって構成され、気候変動に取り組んでいる。気候変動は若者だけの問題と捉えられがちだが、60歳以上の世代が環境変化を深く感じ、これまでの人生で積み重ねてきた経験や知識を活かして行動できるという。彼らは若者を積極的にサポートし、世代を超えた連帯が気候危機への対応や若者の心理的サポートに繋がっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。