The Other Barと呼ばれるチョコバー。購入者は、ブロックチェーンを通じてカカオ農家に直接トークンを送ることができる。これまでお店でチョコを買っても、その価格のわずか3%しかカカオの生産者に支払われていなかったので、P2Pで直接農家を支援しようという発想だ。現在フランスやドイツ、アメリカなど一部の国への発送のみ対応しているが、テクノロジーの活用で消費地に関わらず生産者を支援できるというのは、これからのビジネスで重要な考えとなりそう。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。