電子廃棄物の大部分はリサイクルが可能で、資源としても注目されているが、分別されずに廃棄されることも多い。そこで始動したのが、使用済み電池をリサイクルするよう促すための試験的プロジェクトだ。設置された自動回収機に使用済み電池を投下すると、その電池がスキャンで読み取られ、新しい電池を購入するためのクーポンがその場で発行される仕組み。クーポンの金額や種類はカスタマイズできる。経済的インセンティブを与えることでリサイクルを促している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。