タイのカオヤイ国立公園は、ポイ捨てをした観光客に対し、自宅にごみを送り返す取組みを始めた。公園内でのポイ捨てが犯罪であること、同国立公園には絶滅危惧種を含めたさまざまな動植物が生息しており、動物がごみを誤飲する危険性があることを認識してほしいためだ。送り返されるごみには「カオヤイ国立公園での忘れ物です」と書かれたメモが付いている。同国立公園に訪れる人は住所を登録する必要があるため、公園管理者はポイ捨てをした人たちを追跡しやすいという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。