シンガポールの南洋理工大学でウェアラブルデバイスで汗を発電に変える技術が誕生。銀を含んだ繊維がプリントされた新型バッテリーは、2 cm四方の薄い生地状。伸縮性があり、腕時計やリストバンドに装着することで、肌に密着するようになっている。バッテリーに含まれる銀が、汗に含まれるイオンと酸とともに化学反応を起こすことにより電気が生成される。被験者がバッテリーを手首に装着し30分間エアロバイクをこぐことで4.2V・3.9mWの電力を発電できた。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。