オーストラリアのゴールドコースト空港を運営するクイーンズランド空港株式会社(QAL)が空港の再開発に向けて、コモンウェルス銀行やウェストパック銀行からあわせて1億豪ドルの融資「サステナビリティ・リンクド・ローン」を確保した。これは、カーボンフットプリントの削減目標に応じて利子が変わるという融資契約である。気候変動の原因となる炭素を削減すればするほど得をするユニークかつ効果的なシステムだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。