南アフリカ・ヨハネスブルグにある「タボ・ムベキ大統領図書館」は、伝統的なアフリカの穀倉の建築技術を用いて、地元で調達された泥や木材、地元の石からできた人造大理石の建材を使って建設された。これにより、可能な限りカーボンフットプリントの削減を目指す。伝統的な建築物の形でありながら、屋上に太陽電池パネルを設置したり、建物の温度を調節する地熱暖房システムを導入したりするなど近代技術と組み合わせてつくられている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。