世界には電気にアクセスできない人が約8億4000万人いる。電気がない場所では消費電力が大きい冷蔵庫を使った食品保存も困難であるため、清潔な食品へのアクセスが制限されることもしばしば。ブラジルのYOUMMA社が開発した冷蔵庫「NILO」はソーラーパネルとバッテリーを使って稼働でき、日本で販売されている同等サイズの最新冷蔵庫の半分以下の電力量で済むという。さらに金額は平均的な冷蔵庫の40%未満の価格になる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。