デニムの産地として有名な岡山県倉敷市で始まった、産地全体で取り組むデニムのリサイクルプロジェクト「Remade in Japan」。倉敷の5つのブランドが共同で一般家庭からデニム製品を回収したあと、反毛というリサイクル技術(回収した衣類を裁断し、綿状にしてから新たに糸を作る技術)を使って再び製品を生産・販売する。複数のブランドが集まることで発注量を増やすことが可能なため費用を抑えることにもつながり、サーキュラーエコノミーの実現に近づく。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。