米国では複数の候補者をランク付けして投票する方式「優先順位付投票制」がさまざまな地域で採用されている。投票者の過半数がある候補者を1位にランク付けした場合、その人が当選する。誰も過半数を獲得しなかった場合は、最も得票数が少ない候補者が落選。自分が1位にランク付けした人が落選した場合、その票は、自分が2位にランク付けした人に入る。この流れを候補者が2人残るまで繰り返し、最終的に最も多く票を集めた人が当選する仕組みだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。