ドーハの港湾地帯の更地に2020年に完成する予定の「Ras Abu Aboudスタジアム」は4万人収容で、サステナブルで循環型の建設デザインが取り入れられており、大会終了後の活用も考慮して分解可能な形で設計されている。建設に用いられる組み立て式のコンテナは、各モジュールが観戦シート、売店、トイレ等の要素に分かれている。これにより、必要な建築資材を大幅に減らすことができ、廃棄物やカーボンフットプリントも削減し、GSASのサステナビリティ基準も満たしている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。