ドイツのゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲンは、ポップコーンでできたボード状の断熱材を開発したと発表した。ポップコーンでできた断熱材は軽いため、輸送にかかるコストや環境負荷を削減できるほか、製品寿命が長く、断熱性や防火性にも優れているという。コスト効率良く工業的に生産することが可能なため、建築資材を取り扱うドイツの企業「Bachl Group」とライセンス契約を結び、今後商用化される予定だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。