デザイナーのPhilippe Starck氏は、2024年パリオリンピックのメダルデザイン案としてメダルを4分割できる「シェアできるメダル」というコンセプトを提案した。「表彰台に立つ人は一人だけの力ではメダルを手に入れることはできない。たった一人では本当に勝つことはできない」という考えが中心にある。メダルが持つ「勝利の概念」を勝者1人だけのものだけではなく、より集団的で包括的なものへと昇華させるのが狙いだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。