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パリ市長、職場も買い物にも「15分でいける街」計画を発表

パリ市長、職場も買い物にも「15分でいける街」計画を発表

Paris en Commun(ville du 1/4 d'heure)

概要

世界有数の経済都市パリの人口は、中心部で200万人を超え、自動車に起因する大気汚染で年間3,000人が健康被害を受けている。そこでアンヌ・イダルゴ市長が提案したのは、大気汚染の対策として、2024年までに誰もが自転車15分で仕事、学校、買い物、公園、そしてあらゆる街の機能にアクセスできる都市を目指すことだ。自動車が進入できる道路を制限し、駐車場の代わりに公園などの緑を増やすこの計画は、子供たちの安全な歩行だけでなく働く人々のQOLも高める。

ここがGood!

  • 都市を根本から設計しなおし余暇の時間を増やす取り組み
  • 学校付近では、子供の登下校時間の車両の走行を禁じて安心な通りをつくる
  • 公共サービスが受けられるコミュニティスペースを各所に置き、市民が集まる場に

組織種別