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変革の力をつける関係性を築く「富士見森のオフィス」

長野県の複合施設「富士見森のオフィス」では「Green Community」プロジェクトを発足させ、オフィス備品を環境負荷が低いものや地域の商品に切り替えたほか、ペットボトル飲料の販売を廃止し、地元商店から購入したガラス瓶商品に変更した。また、スナックの量り売りも導入し、施設利用者に対しては「エコチャージ」も導入するなど、多角的にコワーキングスペースのグリーン化を進めている。

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熱中症予防に。日陰を通るルートを案内してくれる地図アプリ

スペイン・バルセロナの都市開発公共機関Barcelona Regionalは、日陰を通るルートを作成するアプリ「Cool Walks」を発表した。Cool Walksは、バルセロナ市が気候変動対策として取り組む「気候計画」に基づき、「過度な暑さを防止する」という視点から作られている。ルートは3種類から選択ができ、最短経路モードや日陰モード、絶対に直射日光に当たりたくない人向けのヴァンパイアモードがある。

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2022年までに毛皮使用を終了するアパレルブランドの「Canada Goose」

カナダのファッションブランド「Canada Goose」は、製品への毛皮の使用を2022年末までに取り止めることを発表した。毛皮を取ることのみを目的として動物たちが劣悪な環境下で飼育されること、毛皮をなめすためには六価クロムやホルムアルデヒドといった薬品が使われるため、その処理が適切に行われていない地域では環境汚染や健康被害が発生していることが問題視され、米国の動物擁護団体であるPETAなどによる長年の毛皮使用への反対運動が背景にある。

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脱・使い捨て。繰り返し使えるオーガニックコットンのティッシュ

デンマークのスタートアップ「LastObject」が開発した、何度でも洗って使えるティッシュ「LastTissue」。シリコンケースの中に100%オーガニックコットンでできた6枚のティッシュが入っており、使った後に洗って再利用することができる。ティッシュを使ったら、ケース内の「使用済みスペース」にティッシュを入れることもできる。このティッシュは520回洗うことができるため、1ケースで約3,100枚の使い捨てティッシュを削減できる計算だ。

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エコラベルを取得した「グリーン・ミュージアム」

エコラベルを取得し「グリーン博物館」となった低地オーストリア博物館。エコラベルを取得するには、雇用者への持続可能な事業における概念教育、節電技術、再生可能エネルギーの使用、水の使用や節水技術、廃棄物管理など多くの基準をクリアする必要がある。たとえば博物館内のカフェでは、使い捨てプラスチックや材料は禁止されており、再利用可能な食器を使用、照明設備はLED、電力は再生可能エネルギーを使用、廃棄物の分別も厳しく行われている。

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コーヒーを通じて再犯率を減らす、英国の刑務所カフェ

英国のコーヒー卸売会社「Redemption Roasters2.0」は、囚人たちに対してバリスタ育成講座を運営したり、囚人向けの就労支援を行ったりすることを通して英国の再犯率削減に取り組む。英国では毎朝約20億杯分のコーヒーが消費され、約21万人以上の雇用を生み出す産業だ。バリスタのスキルさえ手に入れれば仕事が見つけやすく、再犯防止にも効果が見られるという。

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ホストもゲストも女性のみ登録できる宿泊サービス「Femmebnb」

カナダに住む女性Biragoは、女性が安全で快適に旅行をするためのソーシャルネットワーキングプラットフォーム『Femmebnb』を2020年に設立した。女性ホストが女性のみに自分の家を貸すことができる。プラットフォームは会員制で、入会時にはホスト・ゲストともにすべてのメンバーがIDや公共料金の支払い証明書などと共に厳重な信用確認の過程を経ることで、安全性と信頼性の確保を行っている。

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インテリアにも。自宅で水耕栽培できるアクアポニックスキット「eva」

フランス人デザイナーHurtaud氏が制作した屋内型アクアポニックス「eva」はまるでインテリアのようにスタイリッシュで、人々が生活に取り入れやすいような見た目だ。アクアポニックスは、植物と水生生物を一緒に育てることができる農法で、水耕栽培を行うよりも必要な水の量が少ないうえに成長が早く、生産量も15%ほど増えるという。レタスやミニトマトなどの野菜も育てることができるため、学校やレストラン、ホテルなどでの設置に最適だ。

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デンマークの小さな工業都市で50年前から育まれた「サーキュラーエコノミー」

デンマーク・カルンボー市の「Kalundborg Symbiosis」は創設から現在まで50年以上にわたって熱や水、蒸気、廃棄素材などを地域内の異なる業種の大企業のあいだで循環させている。複数の企業間で協業し、異なる産業のセクターでそれぞれが持つ「ごみ」や知識を互いに共有し合う仕組みだ。たとえばアスナス発電所の余剰熱は、地元の3,500軒の住宅を暖めるのに使われ、副産物として出る汚泥は農業用の肥料として販売されている。

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難民を救う、ワンプッシュで折り紙のように展開するシェルター

移住に不安を覚えたり、移動先で住宅に困ったりすることがないよう考案されたのは、日本の折り紙をモデルにした簡素な「家」だ。瞬時に設置できるプレハブのモジュラー構造で、コンパクトなため輸送も容易だ。移動が必要になったら、またすぐに折りたためる。森にある小屋や、海の近くの家としても機能するほか、アフターコロナ社会では大規模な音楽フェスティバルや、スポーツイベントでの活用も期待される。

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