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飲食店の廃棄米から作ったクラフトビール「箔米ビール-白金-」

大阪を中心にフランチャイズ店を含む4店舗を展開する株式会社ジパングフードリレーションズは、シンガポール発の食品ロスをアップサイクルするフードテック企業CRUST JAPANと協力して「箔米ビール-白金-」を開発した。飲食店の廃棄炊飯米をクラフトビールにアップサイクルした商品で、日本の廃棄炊飯米の1%の削減を目指す。箔米ビールの裏ラベルには、食品ロスを考えるきっかけになるメッセージも記載されている。

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ホームレス相談所と化した、ロンドンの二階建てバス

英国のChange Please社はロンドンの二階建てバスで、無料の健康相談、散髪、歯の手入れ、銀行の口座開設サポート、就業支援、シャワーなどホームレスの人々が必要とするサービスを提供している。中古バスを改造して相談所にしており、支援を必要とする人がいる場所に簡単に移動することができる。ホームレスの人に「この場所に行けば支援を受けられる」という安心感を提供するため、週5日稼働するうち2日間は決まった場所に停車する。

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コインランドリーの待ち時間で受けられるがん検診

米国のFabric Health社は、忙しい人がよく訪れるコインランドリーで医療サービスを提供している。同社が提供するサービスは、血圧チェック、がん検診、医療保険への加入支援、低所得世帯の食費を補助する「補助的栄養支援プログラム(SNAP)」の申請支援など様々だ。新型コロナウイルス感染症の影響で病院や検診を受ける人が減少する中、多くの人が集まるコインランドリーを提供場所に選ぶことで誰もが医療にアクセスしやすい環境を作ることを目指す。

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空港内に登場した、感覚過敏の人がリラックスできる「静けさの部屋」

米国のポートランド国際空港のコンコース内に、感覚過敏や発達障がい、知的障がいを持つ人が安心して過ごすことができるセンサリー・ルームを新設した。感覚過敏は、日常生活を送る上で経験する音や刺激が騒音や過剰な刺激として感じられ、ストレスを受けやすいという。センサリー・ルームでは特殊な照明や色、音、体験型のオブジェ、時にはアロマなどを使ってリラックスできるようにデザインされ、24時間365日利用できるようになっている。

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環境問題に対して「今できること」を教えてくれるブラウザ拡張機能

気候変動に対して過度な不安を抱く「気候不安」が、特に若者の間で問題となりつつある。そこで、深刻な環境問題に関する記事を閲覧すると、個人でできる気候アクションや有益な情報が表示されるブラウザ拡張機能「UnF*** the Future​​」が開発された。不安になる情報の代わりにポジティブな情報に触れるうちに、環境問題は決して解決できない問題ではなく、個人でできることも沢山あるのではないか、という実感を持ってもらう試みだ。

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大気汚染物質を閉じ込めた建築用タイル「カーボンクラフトタイル」

大理石のかけら・大理石パウダーやセメントに、大気汚染物質(重い金属や有害な物質を取り除いたもの)を混ぜ込んだ「カーボンクラフトタイル」がインドで開発された。カラーバリエーションは黒・白・4色のグレーの6色。タイルは焼かずに油圧プレスで生成するため、通常のタイルを作るのと比較すると製作時に使用するエネルギーは5分の1で、タイル1枚あたり3万リットルの空気をきれいにする計算になるという。

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今日の天気の「異常さ」を警告する天気アプリ

米国で開発されたアプリ「ISeeChange」は、予想最高気温や予想最低気温が過去30年間の同週の気温と比較して異常な日に警告が表示され、その日の気温が過去30年の平均値からどれだけ外れているかを示すチャートがポップアップ表示される。ユーザーはアプリを通して自分の住んでいる地域の天候や気候を記録し、写真やコメントを添えた投稿として他の人に共有でき、気候変動や異常気象への解決策を生み出すことに繋がるという。

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生活に困った高齢者専用の無料スーパー「Goodr」

Goodr社は高齢者向けアパートであるLutheran Towersに食料雑貨店をオープンした。十分な食事など、必要なものが手に入らない状況にある高齢者を対象とし、すべての商品が無料で手に入る。砂糖を使用していない食品や減塩された食品、大人用おむつ、入れ歯洗浄剤など高齢者のニーズに合わせた商品が揃っている。車輪の付いたショッピングバスケットを導入したほか、店内をゆったり過ごせる設計にして高齢者が利用しやすいよう配慮している。

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フェイクニュースを防ぐAIアプリ「Logically」

英国で開発されたAIアプリ「Logically」は、AIを使ってユーザーが誤情報を見分けるのを助けるアプリだ。ファクトチェック機能だけでなく、AIによる「バイアスを排除した事実だけのニュース要約」を生成する機能や、同じ出来事について多様な視点で書かれた記事を自動でセレクトする機能、ニュースのキープレーヤーの行動や発言を時系列に追うことができる機能などが備わっている。

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信頼できる情報ソースの大切さを伝える、ユネスコ特設サイト

ユネスコは、メディアがどこから情報を入手しているか可視化するウェブサイト「#ReadTheSources」を公開した。同サイトでいくつかの記事が例として掲載され、その記事をを書くために参照した情報源をすべて閲覧することができる。フェイクニュースや個人の誤った情報源に基づく発信などが問題となっているが、ユネスコは同キャンペーンを通して「信頼できる非常に多くの情報源に当たって、やっとひとつの情報源ができる」というメッセージを投げかけている。

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