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スターバックスでひと休みしながら電気自動車を充電できる「EVステーション」

自動車メーカーのボルボ・カーとスターバックスは、2022年3月、米コロラド州デンバーからワシントン州シアトルまでの道のりにあるスターバックスの店舗に、EV充電ネットワークを導入する計画を発表した。同計画では約2,100kmの道のりにある最大15店舗に、60台の急速充電器が設置される。スマホアプリを使って充電できる店舗を検索できるほか、ボルボの利用者でなくても設備を使うことが可能だ。

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電子ごみを出さず、土に還るスピーカー「Mapu Speakers」

ドイツ企業Mapuは、粘土などの自然素材でできた生分解性80%のスピーカー「Mapu Speakers」を開発した。チリの粘土でできた水瓶にインスピレーションを得ており、配線など非生分解性の部分もあるものの、ほとんどが粘土、革、コルクでできている。Mapu Speakersの製造において伝統工芸品の職人の雇用を創出し、伝統工芸産業の活性化に一役買っているという。

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ミールワームを原料に用いた、生分解可能なバイオプラスチック「Chitofoam」

米国のデザインスタジオDoppelgängerは、鳥類や魚類などの餌として飼育されているミールワームの外骨格を用いて、発泡スチロールに匹敵する軽さや衝撃吸収性、耐水性を備え、さらに家の庭で堆肥化が可能なバイオプラスチックを開発した。従来の発泡スチロールよりも柔軟で弾力性があり、加えて天然の防カビ・抗菌性をも備える優れもので、カップや緩衝材の形状に加工することができ、食品などの包装に適しているという。

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商品のライフサイクルに寄り添う、循環型デパート「TOMO」

世界初のサーキュラー・デパート「TOMO」は、ファッションから家具、化粧品などのライフスタイル商品までできる限り循環性を確保したものを幅広く取り揃える。購入者に対し、できるかぎり商品を長持ちさせるための方法を紹介し、使用後の商品のリサイクルまで受け付ける。サステナブルでサーキュラーなライフスタイルを購入から使用時、そして手放す時まですべてサポートするという。

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人間関係の悩みを商品名にしたイケアのWebサイト「Retail Therapy」

イケアは「Retail Therapy」というウェブサイトを立ち上げた。同サイトには通常のオンラインストアと同じようにイケアの商品が掲載されているが、その商品名が「グーグルでよく検索される人間関係の悩み」に変更されている。たとえば、「子どもたちに物を分け合ってもらうには」という悩みには、ゆで卵を薄く切るエッグスライサーが表示され、悩みと商品に関連性を持たせている。

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爆発の衝撃波で粒子を押し上げて大気汚染を解決する研究

ヨーロッパで最も大気汚染が深刻なポーランド。同国AGH科学技術大学の研究者たちは、独自の衝撃波発生装置を使って汚染された空気を空高く押し上げる試みを実施した。可燃性ガスのアセチレンと空気を混合して爆発させ、大気汚染の原因となる粒子状物質を数百メートル上空に移動させる。この装置の使用により、PM2.5およびPM10の濃度が下がり、健康への悪影響を低減させる。騒音やコストの問題もあるが、実用化に向けて爆発の頻度や稼働時間を模索している。

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プライバシー重視の検索エンジン「Neeva」

多くの検索サービスは消費者に無料で提供される反面、消費者の情報を収集し、こういったターゲティング広告に利用している。そこで「無料だから仕方ない」という人々の認識を覆す検索エンジン「Neeva」が開発された。広告ゼロであることに加えて、利用者の情報を第三者に提供しない。また、検索結果に自分が信頼するニュースサイトや、好きなお店などが優先的に表示されるようカスタマイズできる。

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子どもが政策を作りサーキュラーエコノミーを実践するまち、宮崎県都農町

小・中学生の子どもたちが政策提言に携わり、地域づくりを行っている、宮崎県の人口1万人の小さな町、都農町。2021年9月、中学生の学びをきっかけに、町として「ゼロカーボンタウン宣言」を表明。現在はその実現に向けて、具体的なアクションプランとなる政策を町に提案するために、まちづくりスタートアップ株式会社イツノマがサポートしながら、小・中学生からなる選抜チーム『Green Hope』が日々議論している。

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シエラレオネで開発された、車や人の振動で生み出されるエネルギー

電気を使える人は全人口のわずか26%というエネルギー貧困国シエラレオネでは、薪を使用するために森林破壊や住宅火災が問題になっている。そんななか、自動車や歩行者が道路で生み出す振動をクリーンな電流に変換するという新たな発電方法がシエラレオネの青年によって開発された。わずか2台の装置で、約1,500人の市民が暮らす150世帯と、9,000人以上の生徒が通う15校に電気を無料で提供することに成功した。

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「悲しいならクッキーを食べて」子どもアドバイザーが元気をくれるホットライン

米国で開設された無料ホットラインPeptocは、電話をかけると子どもたちの元気な声で録音されたアドバイスを聞くことができる。小学校発のアートプロジェクトで、子どもたちに、「世界にいる人を元気付けるためにどんな言葉をかけたいか」「自身が落ち込んでしまった時にどんな言葉が助けになるか」を考えてもらい、録音した音声が収録されている。他にも、励ましの言葉や立ち直る言葉をテーマに子どもたちが作成した手描きのポスターを街中に貼る試みも行われた。

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