アーカイブ: Listings

Description.

「女性活躍を応援します」そんな企業の賃金格差を指摘するツイッターbot

SNSマネージャーのフランチェスカ・ローソン氏と、ソフトウェアコンサルタントのアリ・フェンサム氏は、英国の企業アカウントが国際女性デーに関するツイートをすると、引用ツイートでその企業の男女間賃金格差情報を発信するツイッターボット「Gender Pay Gap Bot」を作成した。男女平等に関する達成状況を批判的に振り返り、反省すべき点を認識した企業が、来年の国際女性デーに向けて状況を変えていくきっかけになり得る。

Read More

情報統制下でも独立系メディアへのアクセスを可能にするSNSアカウント

ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアで、政府による情報統制が行われる中、国際NGO「国境なき記者団」は、ロシア国民に真実を伝えるための取り組みを開始した。毎週更新される宝くじの当選番号を利用して、「The Truth Wins: Russia」と題したTwitterアカウントを作成し、国民が独立系ジャーナリストの情報にたどり着けるようにしている。政府によってアカウントが削除されても、新たな当選番号でアカウントを作り直すことができる。

Read More

手数料0%のクラウドファンディング「レスキュー」

ボーダレス・ジャパンが展開する寄付型クラウドファンディング事業「レスキュー」は、ソーシャルグッドな案件のみに絞ったクラウドファンディングだ。プロジェクト実行者の手数料負担が0%で、誰もが簡単にプロジェクトを立ち上げられる。募集方式はAll-in方式のみで、目標金額を達成しなかった場合でも、期間内に集まった支援金はすべて実行者のもとに届けられる。クラウドファンディング自体を身近なものにし、多くの人に実践者として関わってもらうことを目指す。

Read More

バングラデシュの活性化につながる、村のごちそう動画

バングラデシュでは村のごちそうを世界に発信するYouTubeチャンネルが複数あり、登録者数は350万人〜1500万人と人気を博している。広告の収益は、料理をするスタッフが怪我をした際の医療費や、山火事で被害を受けた家の修理や建て替え費用などに役立てられているほか、料理に使用する食材を村まで運ぶ費用も収益から賄われており、村の雇用の創出につながっている。できた料理は村に住む何百人もの子どもや大人たちに無料で振る舞われているという。

Read More

スペインの「100%土に還る」墓地

バルセロナのコルセロラ自然公園内に併設された「ロケス・ブランクス・メトロポリタン墓地」では、人が亡くなったあとに骨壺に入れてこの墓地に埋めると、堆肥化されて新しい木を育てる助けになるというプロジェクトを立ち上げた。プロジェクト内では、成長を終えた栗の幹から作られた枠内に骨壺を入れ、さらにそこに成長を続ける低木を植える形で再現されている。木々は、水やりや追肥など、人の管理を必要とせずに育ち、約30年間かけて自然公園内の森林の一部に還る。

Read More

「蜂が作らない」植物性ハチミツ

サンフランシスコのスタートアップ企業「MeliBio」は、代替タンパク質を用いた、ハチを必要としないハチミツの生産に取り組んでいる。現在、倉庫などに高密度で巣箱を置くと病原体が潜む可能性が高まり、その影響で在来のハチ2万種が死に瀕しているためだ。植物性であるため、さまざまな理由で動物性食品を避けている人にとってハチミツを食べられる選択肢が増える。また、季節を問わず生産できるため、商品化されれば年中購入可能だという。

Read More

観葉植物を持ち込んで一緒に泊まれるホテル「Elwood Hotel&Suites」

米国レキシントン市のホテルElwood Hotel & Suitesは、自宅で育てている観葉植物と一緒に泊まることができるプレミアムルームを用意している。部屋には窓が3つあり、日当たりが良いのが特徴だ。同プランを利用すると一緒に泊まる植物用の”お茶”こと栄養剤をもらえたり、ボタニカルなアメニティを使えたり、多肉植物をもらえたりと、植物好きにとって嬉しいサービスが提供される。

Read More

作家の収入が2倍になるオンライン書店「Autorenwelt」

オンライン書店「Autorenwelt」は速達などのサービスはなく、本のラインナップも大型書店に比べれば限られているが、著者に対して従来の2倍のマージンを支払う仕組みを実現している。Autorenweltに登録していない著者の本が購入された場合は著者に払う分の7%が寄付されるしくみ。プログラミングを外部委託していないことやオンライン広告宣伝費をかけていないことなどから、7%の余剰分を著者に還元することができるのだという。

Read More

プラスチックゴミを熱分解してCO2を回収する方法

米ライス大学の研究チームは、プラスチックごみを熱分解して作った粒子の、ナノメートルサイズの穴にCO2を閉じ込めることができたと発表した。粒子を約75度で加熱するとCO2が放出され、細孔の約90%が再び開くため、粒子を再利用することが可能だ。ポリプロピレンやポリエチレンなど、ケミカルリサイクルがしにくいプラスチックが特に、CO2の回収に向いているという。また、熱分解をしたときに生成されるワックスは洗剤や潤滑剤に使うことができる。

Read More

まちの空気を浄化する、藻の巨大水槽「LIQUID 3」

セルビアで開発された「LIQUID 3」、600リットルの水槽に藻が入った装置だ。ベンチとして使えるほか、スマホの充電もできる。藻は木より効率良くCO2を吸収できるため、都市部で街路樹を植えるスペースがない場合にLIQUID 3を設置するという。暑さや寒さに強く、装置内で発生したバイオマスを1か月半ごとに取り除いて新しい水とミネラルを入れれば藻が育ち続けるため、特別なメンテナンスも不要だ。取り除いたバイオマスは、肥料として使える。

Read More