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先住民アボリジニに質問できる、対話促進キャンペーン「Deadly Questions」

いま、絶滅が危惧されているオーストラリアの先住民、「アボリジニ」。多くの住民がアボリジニの遺産や先住民の問題について馴染みがないと感じている。そんななか、ビクトリア州で行われた、先住民との初の条約締結に向けて行われたキャンペーン「Deadly Questions(致命的な質問)」では、プラットフォーム上で人々が匿名でアボリジニコミュニティのメンバーに質問できる対話促進キャンペーンが開催された。先住民と非先住民の間のオープンな会話を促進することを目的としている。

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1日1ドルで大学に通学できる、ウォルマートの従業員向け奨学金制度

世界最大のスーパーマーケットチェーンである米国のウォルマートが、大学の学位をまだ取得していない従業員に対して大学の通学費用を補助する新たなプログラムを提供。教育プラットフォーム「Guild Education」と提携して実現した。従業員は登録期間中、1日あたり1米ドルを支払うだけで、大学のビジネスまたはサプライチェーンマネジメントを勉強することが可能で、1ドル以外の残りの額はウォルマートが負担。夜間や週末にはオンライン受講などもでき、勤務を継続しながらフレキシブルに勉強することができる。

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ゲーマーを巻き込み、河川を清掃するゴミ回収ロボット「Trashbot」

シカゴの河川をきれいにするためにゴミ収集ロボット「Trashbot」を遠隔で操作してゴミを回収するという新感覚のオンラインゲーム。プレイヤーはインターネット経由でゲームにアクセスし、遠隔からTrashbotを操縦することで、ゲームを楽しみながらシカゴの川に浮かぶゴミを一掃できる。現地に行かなくても世界中のゲーマーがシカゴの河川美化に参加することが可能となっており、テクノロジーとゲーミフィケーションを掛け合わせたユニークな清掃活動だ。

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政策が囚人数に与える影響を伝える「Prison Population Forecaster」

州単位で囚人数を減らすための政策立案を補助するべく、米シンクタンクのUrban Instituteは、異なる政策が各州の囚人数にどのような影響をもたらすかをモデル化したデジタルツール「Prison Population Forecaster」をリリースした。この刑務所人口計測ツールでは、「どこの州で」「何の犯罪で」「どれくらいの重さの刑罰(刑期)を科すか」を操作し、それによる犯罪の増減をグラフで示してくれる。

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パリが毎年行う自動車の乗り入れを禁止する「車なしデー」

パリで毎年行われる1年に1度の「車なしデー」。パリの街全体で凱旋門からナシオン広場まで徒歩で約2時間ほどの距離が歩行者天国状態になり、自動車の乗り入れを禁止する。パリは、国内外から絶え間なく訪問者があり、一極集中型のフランス経済を担う首都でもある。パリのような大都市では交通量に起因する大気汚染が恒常化している。これは、ガスを排出する車両の数を大幅に制限する取り組みの一環である。

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自閉症児の不安を軽減する、表情豊かなソーシャルロボット「QTrobot」

自閉症の子供の不安を軽減し、注意力を高めるソーシャルロボット「QTrobot」がルクセンブルク大学からスピンオフした企業LuxAIによりつくられた。QTrobotは、液晶ディスプレイの顔とロボットアームを備えた人工知能(AI)だ。表情豊かな顔と動く腕を使って子供の感情を模倣することで、自閉症児の感情認識能力を高めることができる。ロボットの行動はある程度決まっており、子供を否定することも決してない。

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データセンターの廃熱で暮らす都市計画「The Spark」

ノルウェーのベルゲン近郊の閑散とした地域では、データセンターから出る廃熱を利用して、生産エネルギーが消費エネルギーを上回る新たな街「Lyseparken(リューセパーケン)」をつくる計画「The Spark」が進んでいる。従来のデータセンターは広大な土地を必要とし、遠隔地に設置されることが多いが、このスパークプロジェクトで建設予定のコンパクトなデータセンターは都市近郊に建設することも現実的で、データトランスファーの時間も節約することができる。

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ブロックチェーンで企業、NPO、ボランティアの透明度可視化SNS「Inpactor」

社会問題に取り組む非営利団体の多くは運営資金が限られており、資金不足を避けるため企業の支援を受けていることもあるのだが、資金調達の際の透明性の欠如や一部の背信的な行為により、信頼性の低下に苦心している。そこでマレーシア発のスタートアップIncitementは、企業のCSR活動と非営利団体の取り組みの透明度をブロックチェーンで高め、そして企業・非営利団体・ボランティアスタッフの三者をつなぐプラットフォーム「Inpactor」を開発した。

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従業員向け、車相乗りインセンティブプログラム

ロンドンのガトウィック空港がはじめた、従業員を対象とした画期的なカープール(相乗り)通勤システム。自家用車で同僚と相乗りする従業員は、空港で優先的に職場に近い場所に駐車することができ、これにより炭素排出量を低減することができる。Faxiが提供するアプリで相乗りのデータを収集し、相乗りした従業員が優先駐車や燃料費をカットできるなど、得をするシステムを作り上げた。

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水筒になる水用アルミ缶「CanO Water」

5大世界流通大手の一つであり、英国を中心にスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどを展開するTESCOは、プラスチックごみを減らすために自社製品の水ボトルの容器をプラスチック製からアルミ製に一新した。これは英国のスーパーマーケット大手4社で初めての取り組み。「CanO Water」と名付けられたこのアルミ缶は、利用者の不便がないように、一度開封した缶を再び閉じることができるフタがついた優れものだ。使用後も水を入れて水筒として便利に利用できる。

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