大都市の緑化は年間5億ドル以上の利益を生み出す。ニューヨーク州立大学調査
ニューヨーク州立大学は、都市に緑を増やすことで大気汚染の減少、雨水の浄化、CO2削減、暖房費と冷房費の半減などにより年間約557億円の利益が推定されるとの研究成果を報告した。駐車場などに植樹するだけでも居住者に与える利益を倍増させることができると主張する。この研究結果により都会に作られた緑のオアシスが「高い経費」ではなく「経済効果のある有効な投資」という位置づけに変わったことで、官民で今後さらに都市の緑地開発が進むことが期待できる。