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CO2を6割削減。石からつくる紙 「Karst Stone Paper」

Karst Stone Paper社が、石から作る紙「Karst Stone Paper」を開発。製紙工程において、木、水、塩素、酸を使わず、漂白も行わない。Karst Stone Paper自体も最終的にリサイクルできる。さらに、製紙工程の一部で太陽光エネルギーを用いており、従来の紙よりもカーボンフットプリントを60%削減している。商品自体も最終的にリサイクルでき、紙の表面は滑らかで、使いやすさも考慮されている。

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どこでも熱いコーヒーを。太陽光だけで湯を沸かす「GoSun Go」

go sun goを使うと、ピクニックなど野外にいるときでも太陽光を用いて30分でお湯を沸かすことができる。最大400mlまでの水を30分で沸騰させ、調理も可能。蒸す、焼く、炒めることもできる。調理時間は20~30分、調理温度の上限は260度、重さは0.9kgと軽量で、持ち運びも簡単。また、雲の中も通る紫外線や放射線スペクトルも吸収するため、曇りの日でも屋外で調理可能である。電源・ガス・火がなくても、屋外で調理することができる。

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熱を宇宙に送って空気を冷やす。スタンフォード大が開発する未来のエアコン

スタンフォ―ド大学は、電気を使わずに過剰熱を宇宙へ送って水を冷却するシステムを発表。特別なパネルを開発し、パネル下に水を循環させ、建物の屋上に設置して実験を行ったところ、太陽光を97%反射しながら、表面熱を宇宙に放出し、3日間で水を3~5度冷却することに成功した。現在、スタンフォード大学の教授らが立ち上げたSkyCool Systemは、このパネルを従来のエアコンや冷蔵庫と統合させた場合に、どれだけエネルギーを節約できるかを測定中である。

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建物が自家発電。太陽光から電力を生み出すブロック「Solar Squared」

イギリスの研究者チームが、太陽光から電力を生み出すブロックSolar Squaredを開発。Solar Squaredという建材は、ロックに内臓された小さなソーラーセルに太陽熱を集め、エネルギー生産を高める。従来のガラスブロックより断熱効果に優れているため、最終的なコストは従来のガラスブロックを使用するより低くなる。性能とコストに優れているだけでなく、デザインもモダンで魅力的。ブロックの色と種類も取り揃えが豊富にある。

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ブランドロゴを美しく、もっとエコに、もっと低コストにする「Ecobranding」

Ecobrandingの3本の柱は、視覚効果、経済効果、環境効果。ブランドロゴの視覚的インパクトとロゴの価値を保ちつつ、よりエコで低コストな環境に優しいブランドロゴのデザインを目指している。ブランドロゴを中抜きすることでインクの使用量を抑え、文字や素材に合うエコな印刷方法を採用することでインクや紙の消費を抑える。さらに、印刷に必要なインク量を最小限にするエコの色を使い、印刷範囲やファイルの重さを制限するエコ画像を用いるなどの施策がある。

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オリーブオイル製造時の廃水から作る、環境に優しいバイオ燃料

オリーブオイルの製造過程では、大量の廃水が発生するという問題がある。廃水は水路を詰まらせ、飲料水汚染と生態系に影響を与える恐れがあり、土壌の肥沃度を低下させ、収穫高も減少させる。その課題を解決すべくアメリカ化学協会が、この廃水をバイオ肥料・燃料、そして安全な農業用水に変えるプロセスの開発に成功したことを発表した。彼らの技術を用いると、廃水の中から農業に必要な肥料、および木炭を採取することができるという。

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インドネシア発、海藻でできた食べられる包装紙「Evoware」

インドネシアの会社Evowareが、海藻でできた食べられる包装紙を開発。包装紙は、品質に優れており、特許を取得し安全が保障されている。包装紙は人体にも優しく、食しても問題ない。包装紙自体に栄養があり、繊維とビタミン、ミネラルを含む。お湯にも溶け、賞味期間は2年間。肥料にすることも可能である。地元の海藻栽培漁師と協力し、最高品質の海藻を包装紙として使っているのだ。なお、包装紙の開発に漁師を参画させることで彼らの生活向上も同時に目指されている。

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コーヒーを燃料にして走るロンドンのバス「bio-bean」

イギリスのスタートアップbio-beanは石油会社大手のShellとバイオ燃料開発のArgent Energyと共同開発を行い、コーヒーかすを原料とするバイオ燃料6,000リットルを精製。工場では毎年、ロンドンで排出されるコーヒーかすの4分の1にあたる5万トンのコーヒーかすをリサイクルしている。ロンドンは、バスネットワークの3分の1の燃料を精製するのに十分な量のコーヒーかすを排出しているということで、これからの展開に十分期待が持てる都市である。

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AIでオフィスを快適にするグリーンウォール「NaaS」

フィンランドのスタートアップ、Naavaが、AI(人工知能)とIoTを活用した完全自動による空気清浄、給湿、室内植物といった多くの機能を兼ね備えたユニークなグリーンウォールを開発。所有者が自分で植物の世話をする必要がなく管理が簡単である点が最大のメリットである。照明も内蔵しているため太陽光は必要なく、使用する植物はアレルギー性の無いもので土も不要だ。普通のコンセントがあれば使用でき、水タンクが内蔵されているので、水もやらなくてもいい。オフィスの中の設置場所も融通が効く商品。

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Tシャツのオフカット生地から作られた名刺「MOO」

MOOは服飾産業のごみであるTシャツの余り生地から作る名刺を発表した。Tシャツを工場で製造する際にどうしても出てしまう余りの生地を原材料として使用する。通常であれば捨てられてしまう生地を利用することで、服飾産業のゴミを減らしつつ新しい紙を作るという、一石二鳥のアイデア。完成したコットンペーパーは軽くて強く、柔軟性があり、公文書にも使用できる。また、自然の明るい白色で鮮明ですっきりした写真が印刷できるのも特徴。

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