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カナダのトロント発、モノの図書館「Sharing Depot」

カナダのオンタリオ州にあるDIY用の工具を貸し出すTronto Tool libraryが、「モノ」を貸し借りできる「Library of Things(モノの図書館)」という概念に基づき、2015年にカナダで初となるSharing Depotをオープンした。Sharing Depotでは、スポーツ用品、ボードゲーム、キャンプ用品、子供用おもちゃ、パーティ用品などを年会費50-100カナダドルで貸し出している。

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リサイクル品だけのショッピングモール「ReTuna」

スウェーデン・Eskilstuna市にあるショッピングモール「ReTuna」。リサイクル品やアップサイクル品を取り扱う店舗だけを集めている。新しいものを作って売るのではなく、既存の製品や資源を有効活用することで無駄な生産と消費を無くすという新たなビジネスモデルに挑戦している。利用客は不要になったものをモールに置いていくことも可能だ。それらの一部はリサイクルされて新たな商品に生まれ変わり、再びモール内の店舗で販売される。

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廃棄サンダルをアート作品に。海を救い、雇用を生み出す「Ocean Sole」

廃棄サンダルからアート作品やギフトグッズを作るケニアのOcean Sole社。廃棄されたサンダルを年に40万足リサイクルし、ドアストッパーやブレスレット、動物型のペントップやキーリングなどの作品として生まれ変わらせ、販売する。海をきれいにするだけでなく、ナイロビのワークショップや都市スラム・遠隔地の沿岸地域に住む100名以上の人々に雇用を提供することにもつながっている。

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ジェンダー格差をなくす。発言する女性を応援するアプリ「Woman Interrupted」

女性の発言を男性が遮る「マントラプション」がジェンダー不均衡の現れとも解釈され、問題になっている。そこで開発されたのが「Woman Interrupted」というアプリ。携帯電話のマイク機能を利用して男女の音声周波数を認識。男女間で行われる会話を分析し、女性の話を遮る回数を検出する。ジェンダーをめぐる格差や偏見の存在を認識してもらい、マントラプションに関する議論を広げていくことが目的だ。

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トロント発、洋服版Airbnb「BORO」で個人同士のシェアを実現

洋服のシェアリンングエコノミーを可能にするプラットフォームBOROがトロントで誕生した。これは、一度のイベントのために何万円もする洋服の購入を検討している人と、数回しか着なかった高品質の洋服をクローゼットで眠らせている人をつなげるサービスであり、高品質な洋服を環境に優しい形で楽しもうという想いから生まれた。このサービスでは、高級ドレスなどを30カナダドル~の手頃な価格で最大10日間借りることができる。

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毎日25セントを好きなテーマに自動で寄付できる「Give One」

自分が関心のある社会課題の解決に取り組んでいるNPO団体に、毎日少額の金額を自動で寄付できるサービス「Give One」がニューヨークで開発された。サイト上で「教育・芸術」「環境」「ホームレス・貧困」「平等」「健康・救済」「暴力・いじめ」という6つのカテゴリーから寄付したいテーマを決めて、寄付したい金額を1日25セント、50セント、1ドル、2ドルという4つのプランから選択し、カード情報を入力すると寄付をすることができる。

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子供たちに海を守る大切さを教えてくれるぬいぐるみ「Pollutoys」

ハンガリーのブダペストで、デザイナーのアンドレア・ヴィーダ氏が子供たちに海洋汚染の現状と海を守る大切さを伝えるぬいぐるみ「Pollutoys」を作った。全部で8つの種類のぬいぐるみのお腹のチャックを開けると、中からゴミ袋やプラスチックの食器、ペットボトルなどが出てくるという仕掛けになっており、「なぜお腹からゴミが出てくるのか」を説明した小さな冊子を読むと子供たちはその理由を知ることができる。

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ソーラーパネルを設置すべきか教えてくれる「Project Sunroof」

グーグルが開発した、自宅へのソーラーパネル設置を検討する際に自宅の屋根が充分な発電量を自動シミュレーションできるツール「Project Sunroof」がドイツで試験的に導入された。これは、グーグルマップの技術と、太陽の日射量に関する膨大なビッグデータを掛け合わせて作られており、ウェブサイトで自宅の住所を入力するとグーグルマップ上に年間日射量とその住所の屋根のどの部分に光がより当たるのかをサーモグラフィのように視覚化してくれる。

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赤信号のタイミングを事前に教えてくれるマシン「Flo」

オランダで、自転車で通勤する人々の走行をスムーズにするため、彼らが赤信号に捕まらないよう事前に適した走行速度を知らせてくれるシステムのマシン「Flo」が開発された。信号機の100メートル前に設置されたFlo内にはスピードカメラが組み込まれており、そのカメラを利用して「自転車がどのスピードで走行すれば次の赤信号に引っかからずに済むか」を可愛らしい動物のイラスト表記で知らせてくれる。

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水質汚染を警告する下水のアイス「100%純汚水製氷所」

「深刻な水質汚染の現状」と「水質汚染を引き起こす要因として世界人口の増加が深く関係している」という認識を人々に広めたいという思いから、国立台湾芸術大学芸術学部の学生たちが「100%純汚水製氷所」というプロジェクトを立ち上げた。彼らは台湾にある河川や港など100カ所からの汚染水を集め、その汚水サンプルを凍結し、ポリエステル樹脂で固め保存し、アイスキャンディーを作った。

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