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食料生産に革命。空気から代替肉をつくる「Air Protein」

米国カリフォルニア州のスタートアップAir Proteinが、私たちが吐き出す「空気」をつかって代替肉を開発。土地はもちろん、水や天候の要件なしにタンパク質を生産でき、大豆などの従来の製造プロセスに比べて必要な土地と水は1000分の1のみである。また農薬やホルモン、抗生物質など使わず数日で栄養を生み出せる。人口が2050年までに100億人に増加する予測される中、食糧自給ができる画期的な技術だ。

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従業員に静けさと幸せをもたらす防音ルーム「Framery」

小さな物音によって一度集中が途切れた後、人間の脳が再び同じ集中状態に戻るには約20分かかるという。Framery社が開発する防音室では1人用~6人用まで種類があり、電話やビデオ通話、商談、プレゼンなどで使用できる。Frameryにより従業員の生産性と共にモチベーションが高まり、オフィスに活気が生まれるという。生産性と幸福度には相関があるといわれており、仕事場に「静寂」を売るビジネスは、結果的に「幸せ」を売ることにつながっているのだ。

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暗闇の中の分断のない世界「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、視覚障害者の案内により、完全に光を遮断した“純度100%の暗闇”の中で、視覚以外のさまざまな感覚やコミュニケーションを楽しむという世界41カ国以上で開催されているソーシャル・エンターテインメントだ。暗闇に入ると、人とのつながりがなければ自分が今、どこにいるかわからないため、誰もが対等な状態で対話をする。「暗闇に入れば一瞬で何もかもが削ぎ落とされる」そんな体験ができる。

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樽のシェアでコストもCO2も削減。クラフトビール業界の救世主「レン樽」

ビールとITをかけあわせた東京発のビール樽のシェアリングサービス「レン樽(たる)」。本来醸造所とビールバーを行き来する樽は醸造所が所有しており、空になった樽を醸造所に送り返すことになるが、その樽をレン樽が提供し、回収することで送り返す必要がなくなる。つまり各所からの空の樽の輸送を省き、輸送コスト削減に貢献するのだ。さらに、使い方次第では何十年と使える軽量な樽を採用することにより、環境負荷軽減を狙っている。

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塗布するだけでトイレの水消費が半分になる「LESSコーティング」

米ペンシルベニア州立大学がトイレの水消費量を半分に削減する技術「LESSコーティング」を使い、新たなコーティングスプレーを開発した。実験では、感染症や不快な臭いをもたらす細菌も効果的にはじかれた。汚れたトイレは私たちの健康にも害を及ぼす可能性があるため、水の使用削減だけでなく衛生面でも画期的な技術だ。水なしトイレでも使え、開発が進めば発展途上国の衛生向上に役立つ。すでにスタートアップ「spotLESS Materials」で販売を開始している。

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ブロックチェーンで洋服のサステナビリティを可視化するスマートタグ「PaperTale」

サステナブルに買い物したいと思う時に問題なのが、「何が良い製品なのか?」という情報の欠落。素材の出どころや、工場の従業員の労働実態を詳しく把握するのは困難だ。洋服につけるスマートタグ「PaperTale」は、専用アプリが材料調達の方法から、労働環境、製造者の情報、輸送の方法などものづくりの一連のプロセスを読み取り、音声つきで教えてくれる。また、水の使用量やCO2排出量など、製品製造においての環境フットプリントも計算できることがユニークだ。

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バリ発、世界中のデジタルノマドが集まるコワーキングスペース「Hubud」

日本でもテレワーク導入企業が増加傾向にある。一方で、リモートワーカーが苦労することの第1位は仕事とプライベートの切り替え、第2位は孤独感、そして第3位は他の人とのコミュニケーションや連携コストだ。バリ島中腹に位置し、夕日に照らされるライスフィールド(棚田)が有名な観光地ウブドのコワーキングスペース「フブド(Hubud)」には、「フブドに行くためにバリに行きたい」というほどノマドワーカーに最適な環境が整っている。

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廃棄物から作られる、何度も再生可能なナイロン繊維「ECONYL®」

廃棄されたプラスチックから作られ繰り返し再生させることのできる再生ナイロン繊維。埋め立て地に捨てられたプラスチックや、海洋プラスチックとして問題になっている魚網などから作られる。バージンナイロンと変わらない品質を保ちつつ、石油の使用とCO2の放出を大幅に抑え、地球温暖化の影響を最大80%低減できる。有名高級ブランドを含め、ファッション業界・インテリア業界で次々採用されている。

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デニムがサングラスに大変身。 アップサイクルブランド「Shades of Denim」

イギリス発、履かれなくなったジーンズをサングラスのフレームに変身させる「Shades of Denim」。ブルー・ブラックの2種類のカラーや5種類の形から選べるようになっている。デニムの生地を何枚も重ねて樹脂で接着させているが、樹脂は何年にもわたる検査の上で人間の肌に無害なものを選び、デニムは主に衣料品店の在庫や、再販に相応しくない不要な商品を回収している。100%UVカットでサングラスの性能としても申し分ない。

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トラックの空き場所を活用。カーボンニュートラルな運送業者「Sendle」

ほかの運送業者のトラックの空き部分をSendleが格安な価格で購入することで、中小企業による安価でカーボンニュートラルな出荷を実現した。大量の運搬を依頼する大企業に比べて、少量の運搬を依頼する中小企業の依頼は送料の割引率がよくないという現状に対し、中小企業のニーズにマッチしている。その他にも同社はカーボンニュートラルな輸送を実現するために様々なキャンペーンやサービスを実施している。

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