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スクールバスの運行ルートを最適化してくれるアプリ

ニューヨーク市教育局がスクールバスでの導入を決めた、生徒が住所を変更するだけで最適なルートが自動的に作成され、ドライバーに知らせるアプリ。道路状況や天候などを踏まえたルートを毎日自動作成する。生徒や保護者も、アプリ上でバスの位置をリアルタイムで確認できる。これまで手動で行っていたバスの運行ルートの作成・運営が効率化でき、スクールバスに乗れなかったり遅延が発生したりするケースをなくせることで満足度向上も期待できる。

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地下鉄の排熱を住宅やオフィスの暖房に活用するプロジェクト

ロンドン北部イズリントン地区で進められている、地下鉄から発生する排熱を家庭や企業の暖房として活用する世界初のプロジェクト。現在、ロンドンの暖房需要の38%を満たすほどの熱が地下鉄で浪費されていると推定され、これを活用する。イギリス政府は30年以内のカーボンニュートラル必達を掲げ、2025年以降の新築の家へのガスボイラー設置を禁止しているため、排熱が冬場の代替熱源となることが期待される。

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製品のサプライチェーンを世界地図に自動マッピングするサービス

原料調達から加工、製品が店頭に並ぶまでのプロセスを地図上にマッピングしてくれるオンラインサービス。企業が情報を登録すると、直接的に取引があるところもそうでないところも含め、すべてのサプライヤーを自動で探し出し地図上に表示する。起業だけでなく、消費者や投資家も利用できる。企業自身がビジネスの全体像を把握し問題解決につなげられるほか、サプライチェーンの透明性が強化され、消費者や投資家のニーズに応えられる。

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導入だけでなく定着するシステムを。さとうきびストローでまちづくり

株式会社4Natureは、さとうきびストローの導入店舗に回収用のガラス瓶を無償で提供している。使用済みのストローをそこに集めてもらい、ストローが溜まったタイミングで店舗が連絡すると、4Natureに登録しているボランティアの人が回収しにいくというシステムだ。回収したストローは「青山ファーマーズマーケット」で引き取り、家畜農家に持っていきコンポストに利用してもらう。彼らは、飲食店で使われたストローが農家の手にわたり、野菜を育てるためのコンポストに活用され、育った野菜をシェフが買いに来て、お店で提供されるという理想の循環型システムを目指している。

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手持ちの家具を、障がい者が使いやすいように変えるアタッチメント

IKEA Israelが非営利団体のMilbat、Access Israelと協同で製作した、既存の家具をアクセシブルに変える全13種類の家具用アタッチメント。障がい者が抱える日常生活の困難を解消し、彼らのクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させることを目指している。アタッチメントに関するデータはウェブ上で一般公開されており、3Dプリンターがあれば誰でも作成できるようになっている。

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再利用可能なサンドイッチ・ラップ「Boc’n Roll」

「毎日のランチタイムからゴミを減らそう」という思いから始まった、何度も洗って繰り返し使用できるサンドイッチラップをマルカディフェレンシア社が開発、販売。拭いて折りたたむことができるため持ち帰りやすく、人体に悪影響を及ぼさない素材から製造されている。「リユース&リエンジョイ(再利用して、また楽しむ)」のモットーに沿って老若男女誰もが使えるカラフルなデザインにしている。

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ペットボトルをアップサイクルしてできた義肢

義肢は高価なため、開発途上の地域などでは手が届かない患者が多くいるのが現状。当プロジェクトでは、義肢用の低コストの代替材料を見つけることができた。業界平均の5,000ポンド(約65万円)と比較して、つくるのに要した費用は10ポンド(約1,300円)と、ペットボトルをアップサイクルして大幅なコストダウンを実現した。また、義肢は軽くて歩きやすく、通気性も良いという。

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着物をアップサイクルしてできたハイヒール「Relier81」

使われていないものの特徴や個性を活かしてより良いものに変え、付加価値をつけるアップサイクル。日本の伝統文化である着物をアップサイクルし作られたレディースシューズブランドが京都で誕生し、注目を集めている。デッドストック(未使用品)かヴィンテージ、またはユーズドのみをアップサイクルしており、新しく生地から生産することはしない。主にオンラインで販売しており、いずれは海外展開も目論んでいる。

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テクノロジーで新しいシェアリングエコノミーを実現する生協

2019年7月に行われた、生協の取り組みをシェアリングエコノミーの視点から捉え直す公開セミナー。リアルなつながりや助け合いを大切にしてきた生協には職員と組合員、そして組合員同士の声を聞くことに慣れているからこそ、利用者のニーズや実態に合ったサービスを提供できる。助け合いの精神は日本で古くから大切にされてきたものであり、生助け合いの精神とテクノロジーの掛け合わせによって、これからのシェアリングエコノミーが活性化されていくのではないかということが示された。

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いいことをするともらえるトークンで、本が買える自動販売機

お金ではなく、優れた行いや思いやりのある行動をしたときにもらえる「トークン」で本を手に入れられる本の自動販売機。学生たちにゲーム感覚で楽しく本に触れてもらおうと設置された。これにより学生たちが良い振る舞いを心がけるようになり、新しい本を読む機会も得ることができる。NYの自動販売機代理店・Global Vending Groupの製品で、価格は3499~3999ドル(約37~43万円)。中には最大20種類、200~300冊の本が入る。自分ではない人が選んだ普段見つけられない本と出会うことができるのもポイント。

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