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街灯が電気自動車の充電スポットに変身。「電気通り」 誕生

ロンドン中心部のウェストミンスター地区に、英国初の「電気通り(Electric Avenue、W9 )」が誕生した。全長800mの住宅街にある24本の街灯が電気自動車とハイブリッド車の充電スポットに変身したのだ。家にいる間や職場で働いている間に車の充電ができることで大気汚染の改善につながる電気自動車の使用をバックアップしながら、街灯という既存の都市インフラを使用するため、設置やメンテナンスのコストを削減できる。

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気候変動対策に対する市民と政府の認識ギャップを埋めるゲーム「Mission 1.5」

UNDP(国際連合開発計画)は、気候変動対策に関する市民・政府間の認識ギャップを埋めることを目指し、オンラインゲーム「Mission1.5」をローンチした。プレイヤーはクイズ形式のゲームを通して有効な気候変動対策について学ぶことができる。ゲーム内には、プレイヤーが優先的に解決したい課題に投票するシステムがあり、市民の意見を集め数値化するプラットフォームとしても機能している。集められた票は、オックスフォード大学の研究者がまとめて分析した後、政府の指導者らに配布される。

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空気中のCO2を手の消毒剤に変える「Air Co」

アメリカ・ニューヨーク州に拠点を置く企業Air Co.は、二酸化炭素と水の組み合わせによって、アルコールを生成する技術を開発した。新型コロナウイルスが流行する状況を受け、同社はそのアルコール生成技術をハンドサニタイザー(アルコール消毒液)の製造に活かした。ハンドサニタイザーのボトルはすべてニューヨークで製造され、それらを必要とする地元のコミュニティや機関に寄付されている。

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地元企業と1万人超の市民によるマスク製作支援 「Robin Hat」

手術帽メーカーであるロビンハット社のイニシアティブが製作するのは、100%コットンのマスク。マスクの生産量を増やすため、同社は素材メーカーに素材提供を呼び掛け、家庭でマスクを縫うことのできる市民ボランティアを募った。2020年4月時点で1万5千人ものボランティアが関わっている。さらに活動に賛同するバルセロナのタクシードライバー達が外出規制下の配送を支える仕組みになっている。マスクの素材として使う100%コットンやゴムバンドを各ボランティアの家庭に届け、完成品を各家庭から回収している。

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コロナ休校で余った給食をお取り寄せできる、フードレスキューサービス

休校措置に伴い学校給食も取り止めになっており、大量の食材が行き場を失った。そんな中、株式会社食文化が運営を行なう「うまいもんドットコム」は農林水産省の委託を受けて、給食関連事業者のところに残ってしまった手つかずの食材を「学校給食応援活動」という形で一般消費者に販売している。購入できる商品は新鮮な野菜から、天ぷらなどの加工食品、デザートまで多種多様で、送料はすべて無料。商品ラインアップは入荷にあわせて次々に変わっていく。

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水Do!フォーラム2019 使い捨てペットボトルの時代は終わり。イギリスの150地域に展開する給水キャンペーン

東京都内にてイベント『水Do!フォーラム2019 脱プラスチック、そしてその先へ』が開催した。キャンペーンでは、水筒を持ち歩けば、いつでもどこでも給水が簡単にできる「給水ステーション」の普及を目指し、公的な場所の給水機だけではなく、カフェやレストランも含め、イギリスの150地域、約16,000箇所にまでステーションを増やしている。各地域にはコーディネーターがおり、それぞれのボランティアをサポートしながら、給水ステーションの普及や、水を買うのではなく補給することの大切さを伝える活動を活発に行なっている。

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象を絶滅から守る。身につけて訴えるジュエリー「Tiffany Save the Wild」コレクション

ジュエリーブランドのティファニーは、象の反密猟、反違法取引、そして象牙需要の削減を目指す野生動物保護ネットワークをサポートするために、2017年8月から「Tiffany Save the Wild」コレクションを発売している。同コレクションの売上利益の全てを野生動物保護ネットワークに寄付している。

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新型コロナで困る料理人が、家庭への出張シェフとして働けるプログラム

シェアダインが、新型コロナ感染拡大の影響で活動の場を失いつつある、飲食店の料理人をサポートするプログラムを開始した。その特徴は、出張シェフとしてデビューするまでのプロセスを大幅に簡略化した点にある。食品衛生に関する知識と、店舗での2年以上の調理経験があれば、最短翌日から働くことができるようにしたのだ。今回のプログラムでデビューした出張シェフは、シェアダインの公式LINEアカウントで優先的に紹介されるなど、すぐに予約を埋めるための特別サポートが受けられるという。

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空港内の移動を快適に。電動スクーターに変身するスーツケース「Rydebot Puledro」

「Rydebot Puledro(ライドボット・プレドロ)」と名付けられたこの小型スーツケースは、ボタンひとつで電動スクーターに変身する。電源ボタンを押して「スーツケースモード」から「ライディングモード」に切り替えたら、スーツケースに座って、伸縮式ハンドルバーで操縦できるようになるという、使い方は簡単だ。また、USBポートが組み込まれているため、外出先でもスマホやノートパソコンを充電できる。

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効果的な植林を技術で実現するオランダ発スタートアップ「Land life company」

オランダの「Land life company」は、植林事業を本業とするスタートアップ。社員約30人の小さな会社だが、プロジェクトごとに政府機関や企業らと協業し、25か国以上の国と地域で実績を上げている。専門家を自社に擁し、関連技術の開発も自社で行う。特筆すべきは、独自開発した100%生分解性のドーナツ型容器「コクーン」。こちらは、中心に苗木を差し込んで地中に埋めると、容器に溜められた水が少しずつ根に流れる仕組みとなっており、雨量の少ない地域での植林成功率アップに大いに寄与した。

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