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大人も子どもも安心。ソーシャルディスタンスを示す、パリのストリートアート

フランス・パリ市庁内の道路に、新型コロナウイルス感染症の対策として、ソーシャルディスタンスを促すストリートアートがペイントされた。フランスのアート集団「5•5」とパリ市庁舎が共同で計画したプロジェクトだ。ソーシャルディスタンスを守るために人とどれくらい距離を保てばよいのかを感覚で掴むのは難しいが、1メートル間隔でペイントされたストリートアートは、誰もが視覚的にソーシャルディスタンスを理解できるユニークなアイデアだ。

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フィンランド発、転んでも立ち上がれるしなやかな強さを育む教育メソッド「See the Good!」

ウェルビーイングを重視した教育を行うフィンランドにて開発されたポジティブラーニングメソッド「See the Good!」は、教育者が社会情動的スキルや強みについてきちんと理解し、生徒に教えるのを手助けします。ポジティブ心理学の理論や科学的研究に基づいて、生徒の良さや強みを見出し、効果的にウェルビーイングを促進することを目標としています。フィンランド国内の1,000人以上の教師に採用されています。

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都市でも循環できる、野菜の宅配・栽培とコンポストのセット

3社が共同した、野菜を循環される画期的なサービス。「坂ノ途中」による野菜を宅配するサービスは、LFCコンポストと呼ばれるデザイン性と機能性に優れたコンポストバッグと、環境負荷の小さい方法で育てられた農産物の宅配がセット。「ポケットマルシェ」は、種から野菜を育てて余った野菜をLFCコンポストで堆肥化できるサービスを提供している。広い土地の無い都市部でも野菜を自分で育て、堆肥化までできる仕組みだ。

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コカ・コーラも導入予定。砂糖でできた「土に還る」ペットボトル

オランダのAvantium社が、ペットボトルに使われる石油燃料を削減するため、植物性の材料のみを使ったペットボトルを開発した。新たなペットボトルの原料は、とうもろこしや小麦などから抽出された砂糖だ。およそ1年で生分解可能で、海も汚さない。現在コカ・コーラ社やヨーグルト製造のダノン社、ビール製造のカールスバーグ社など、世界に名だたる企業から支援が集まっている。

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AIとビッグデータで安全な道をつくる「インテリジェントコンクリート」

米パデュー大学で、周囲の環境変化を知覚する「インテリジェント・コンクリート」の開発が進められている。道路に埋め込んだセンサーから得られるデータにより、舗装工事後に道路を開放するのに最適な時期を調べたり、コンクリートの状態を継続的に追跡し、道路や橋に補修が必要な時期を正確に把握したりできる。これらの技術を活用すれば、交通量の少ない車線を特定し、交通を分散させることも可能。新たな車線を追加せず、今ある道路を活用した、より適切な交通制御ができるようになる。

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デンマークが世界初「エネルギー島」建設へ。再エネ拠点で近隣諸国と連携強化

2050年までにカーボン・ニュートラルを目指すデンマークが、洋上風力発電の拠点となる「エネルギー島」を建設する計画を2020年5月に発表した。エネルギー島の建設により、洋上風力による電力供給量が1.7GWから最大10GWにまで増加する見込みである。また周辺諸国への電力の融通も可能となったのもポイントで、エネルギーの輸出を通した周辺諸国のグリーン化に期待がかかる。

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エシカルファッションの基本のキを学べる講座、オンラインで開催中

一般社団法人unistepsは6月、オンラインによる「エシカルファッション講座」をスタートした。第1回の開催では、すでに受講者が100人を超えた。講座ではテーマをエシカルファッション概論、素材、製造プロセス、認証、アフターインパクトの5つにわけ、日常の暮らしや仕事でも生かすことのできる取り組みを深掘りする。当講座は、2020年内に全5回開催が決定している。

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環境配慮と雇用創出を同時に。デンマークのグリーン燃料供給プロジェクト

デンマークは新たに、デンマークの飛行機や船、バス、トラックにグリーン燃料を供給する大規模なプロジェクトを発表した。プロジェクトには、デンマークのエネルギー関連会社や空港、航空会社、海運会社や運輸・物流会社などさまざまなアクターが参加し、2023年から2030年にかけてグリーン燃料の供給量を増やす計画だ。この取り組みによる雇用の創出や燃料の輸出にも期待が寄せられている。

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イケアのイノベーションラボ、誰でも作れるハチの巣のデザインを無料公開

イケアのイノベーションラボである「SPACE10」が、「Bee Home」という誰もが無料で利用できるハチの巣のデザインを公開した。Bee Home」は、デザインファイルをダウンロードして巣を組み立て、屋外に設置すれば完成だ。巣のデザインファイルは無料で提供されるため、製作工具さえ持っていれば、かかる費用は木材費のみとなる。巣に集まる単生バチは人に対してフレンドリーな上、生態数が増えることでエコシステム全体の繁栄につながる。

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タイのショッピングモールが感染症対策で導入。エレベーターのボタンに替わるフットペダル

タイのショッピングモール「Seacon Square」では、不特定多数の人々が出入りするエレベーターで、ボタン操作によるウイルスの付着を防ぐため、開閉や階数などを操作できるフットペダルが導入された。感染予防対策として、エレベーターやその他、手で操作する必要があるものを、フットペダルに置き換えるアイデアは、技術的にも障壁が高いものではなく、現実的なソリューションと言える。

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