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牛乳からTシャツをつくる、LA発のスタートアップ「Mi Terro」

農場や食品加工センター、食料品店などから、世界全体で毎年1億2800万トンもの牛乳が余剰となり廃棄されている。そこでLA発のMi Terro(ミ・テロ)は、余った牛乳からTシャツを開発した。2019年6月にオンラインで販売を始めてから40ヶ国以上で販売している。Mi Terroは他にも、天然コルクと海から回収したプラスチックごみで作ったバッグも販売。また、NPOと提携し、Tシャツが1枚売れるたびに15本の木を植えるなど、環境課題に取り組む。

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太陽光で動くオフグリッド冷蔵庫「NILO」

世界には電気にアクセスできない人が約8億4000万人いる。電気がない場所では消費電力が大きい冷蔵庫を使った食品保存も困難であるため、清潔な食品へのアクセスが制限されることもしばしば。ブラジルのYOUMMA社が開発した冷蔵庫「NILO」はソーラーパネルとバッテリーを使って稼働でき、日本で販売されている同等サイズの最新冷蔵庫の半分以下の電力量で済むという。さらに金額は平均的な冷蔵庫の40%未満の価格になる。

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水着に変身するマクドナルドのプラスチックストロー

オーストリアのマクドナルド店舗では、プラスチック廃棄削減のため、自社で使用するプラスチック・ストローをリサイクル可能な紙ストローに置き換えていた。そこで、ほぼ使われなくなったプラスチック・ストローと、海を漂っていたプラスチックごみを使い、オリジナルの限定水着を作った。同社のストローの色のようなデザインで、性別にかかわらず使える。開発は、サステナブルな素材から衣服をつくるオーストリアのファッション社Poleitが行った。

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パタゴニアのリジェネラティブ・オーガニック農業を活用したTシャツ

世界のアパレル業界と靴業界は、世界全体の8%の温室効果ガスを排出している。アウトドア企業のパタゴニアは、1996年以降オーガニックコットンを使い続けてきたが、コットンの生産方法にも着目し、気候変動の解決策に繋がる「リジェネラティブ・オーガニック農業」を活用した製品の販売を開始。この農業を活用したコットンと食材の調達によって炭素を土に戻すことで、気候変動の緩和に貢献していく。

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水筒ブランドのタイガーが未来のために掲げた「4つの約束」

水筒を持ち歩いている人が多くなった今、魔法瓶で知られる水筒ブランドのタイガーが、自社製品のステンレスボトルについて「4つの約束」を宣言した。内容は、「NO・紛争鉱物」「NO・フッ素コート」「NO・丸投げ生産」「NO・プラスチックごみ」。1981年から、紛争を助長する恐れのある鉱物や、環境残留性や健康への影響という懸念があるフッ素を使用せず、また責任を持って製品の生産を管理できるように自社工場で生産している。

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溶かして食べられる包装。UKの学生が開発したラーメンスープになるパッケージ

イギリスのレイべンズボーン大学の学生が開発したのは、お湯を注ぐだけで包装ごと溶かして食べられるインスタントラーメン。味とスパイスもあらかじめ麺に染み込ませてあるため、普段袋ラーメンで使われるような、調味料を包むためのプラスチックの小袋も必要ない。このアイデアは2020年、オンラインマガジンDezeenが主催するデザイン賞「Virtual Design Festival」の持続可能なデザインプロジェクトの1つとして表彰された。

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IBMが変革する、 AIが「船長」になる海洋研究

IoTやエッジ・コンピューティングなどの最新テクノロジーを搭載し、完全無人での大西洋横断を実現することで、海洋調査の未来に大きな可能性をもたらそうという、AI(人工知能)を「船長」として海洋調査を急激に進めるIBMのプロジェクト。動力は太陽光エネルギーであり、航海を支える最新テクノロジーに関しては米IBMが全面的に協力している。成功すれば海洋ドローン(無人操作機)と海洋研究の未来を一変させると考えられているため、現在世界の注目を集めている。

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アムステルダム市、赤ちゃんを持つ親に植樹をプレゼントする「One life, One tree」

オランダのアムステルダム市は、新たな命の誕生を祝うとともに、後世に緑豊かな地球を残したいという想いから、赤ちゃんが生まれた親に一本の木を植樹する機会をプレゼントするという。赤ちゃんの出生届を出した親は、オランダの財団である「Trees for All」を通して木を一本植えるか、リサイクルされた海洋プラスチックとオーガニックコットンでできたベビー布団をもらうか、どちらかを選べる。

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イタリアンレストラン「FILIPPO」の 医療従事者応援プロジェクト

地元練馬の食材を使ったピザを提供している、石神井にあるイタリアンレストラン「PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO」。コロナ禍には地域団体と協力し、地元の病院に合計500食のランチを届け、外出自粛中の子どもたちにも食育のためピザ生地を提供した。さらにレストランで生演奏を披露する地元の音楽家も支援するなど、レストランを通して地域が繋がりあうハブとして機能している。

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ブランドパーパスを体験する場としてのオウンドメディア「LIFULL STORIES」

オウンドメディアを上手く活用しながら社内外に対してブランドパーパスの浸透を進めているの、住まいや地方創生、介護などの事業を手掛ける株式会社LIFULL。2018年に「しなきゃ、なんてない。」をテーマにオウンドメディア「LIFULL STORIES」を立ち上げ、以来、既成概念に囚われない生き方をしている人のインタビュー記事などを掲載する中で、今後LIFULLがどんな社会を目指しているのかというメッセージを発信し続けている。

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