電気を使える人は全人口のわずか26%というエネルギー貧困国シエラレオネでは、薪を使用するために森林破壊や住宅火災が問題になっている。そんななか、自動車や歩行者が道路で生み出す振動をクリーンな電流に変換するという新たな発電方法がシエラレオネの青年によって開発された。わずか2台の装置で、約1,500人の市民が暮らす150世帯と、9,000人以上の生徒が通う15校に電気を無料で提供することに成功した。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。