モザンビークのニアッサ地域では動物と地域住民の保護を目的とした「ニアッサ肉食動物プロジェクト」が実施されている。観光客がライオンやヒョウ、サイなどを見つけた場合、地域保護基金に1頭につき1,100円支払われ、スポーツ・ハンティングや密猟がない月には基金に報奨金が支払われる。逆に密猟が発覚すると基金が差し引かれ、適切な管理が求められる。これにより、密猟の減少や環境センターやエコロッジの建設、地元の雇用創出が進んでいる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。