ボールの形をした地雷撤去装置「マイン・カフォン」には、スパイクとなる吸盤のついた竹の足がつけられている。重さによって風で自由に自走するマイン・カフォンは地雷を踏むと、わざと爆破させて撤去する。爆破によって2〜3本の足が破壊されるだけで、マイン・カフォンは地雷発動後も転がり続ける。GPSで追跡でき、安全な進路を追跡するのに役立つ。生産コストは1台約40ドルで、従来の地雷撤去装置の200分の1のコストだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。