農場や食品加工センター、食料品店などから、世界全体で毎年1億2800万トンもの牛乳が余剰となり廃棄されている。そこでLA発のMi Terro(ミ・テロ)は、余った牛乳からTシャツを開発した。2019年6月にオンラインで販売を始めてから40ヶ国以上で販売している。Mi Terroは他にも、天然コルクと海から回収したプラスチックごみで作ったバッグも販売。また、NPOと提携し、Tシャツが1枚売れるたびに15本の木を植えるなど、環境課題に取り組む。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。