IoTやエッジ・コンピューティングなどの最新テクノロジーを搭載し、完全無人での大西洋横断を実現することで、海洋調査の未来に大きな可能性をもたらそうという、AI(人工知能)を「船長」として海洋調査を急激に進めるIBMのプロジェクト。動力は太陽光エネルギーであり、航海を支える最新テクノロジーに関しては米IBMが全面的に協力している。成功すれば海洋ドローン(無人操作機)と海洋研究の未来を一変させると考えられているため、現在世界の注目を集めている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。